今回は、高校2年生に向けて、共通テスト模試後にするべき事を2つ紹介したいと思います。
共通テスト模試後にするべき事① 共通テスト模試の結果から得意科目、不得意科目を自覚する。
あなたの得意科目、不得意科目は何ですか?おそらく、学校のテストで点数の取れる科目を得意、取れない科目を不得意と思っている人が多いと思います。しかしながら、入試レベルで考えた時に、本当に得意か不得意かは分からない人が多いと思います。高2共通テスト模試は非常に参考になる入試レベルの模試ですので、結果を分析して自分の得意・不得意を自覚しましょう。
共通テスト模試後にするべき事② 大学入試で使う科目を選定し、優先度をつける。
大学入試は、高校入試と異なって様々な受験方式が存在します。特に私立大学では、入試日程や方式が多種多様となっており、自分の得意な科目だけで勝負することも可能です。
しかし、注意するべき点が存在します。それは、入試で使用する科目を選定し、優先順位をつけて学習する事です。
例えば、国公立志望の人は共通テストの5教科7科目〜6科目を受験することになります。しかし、国公立大学の個別試験で課される科目は学部・学科によって様々です。一般的には、個別試験でも課される科目により重点を置き、時間を割いて学習することになります。個別試験で課されない科目は、共通テストボーダー得点率を目標にするのが妥当です。また、私立大学で利用する科目は、国公立の個別試験で利用する科目と一致させることで効率的に学習できます。
大学入試はそれぞれの科目の学習量が多く、2〜3ヶ月の学習では入試レベルまで仕上げることは不可能です。この共通テスト模試を機会に、長期的な視野を持って計画を考え、日々の学習に反映させてほしいと思います。